キーボードの小技集

ちゃんとした理論等は専門書に譲るとして、このページではバンドでキーボードを演奏する際のちょっとだけおいしい小技をご紹介します。紹介というより、まあ、自分用の覚え書きです^^;
ただし、思いっきり独学なので、間違いなどありましたら、申し訳ありません。
ご意見等はメールにて。

bullet

テンション

bullet9th maj7と共に、都会的でおしゃれな感じのするテンションです。コード感をあまりじゃませずにカラーを出せるので、とりあえず手癖で押さえておけ、と言う感じ。ただし、使いすぎるのも面白くありません。
bullet#9thとb9th ジャズっぽい感じを出したければ、まず#9です。b9とともにいわゆるオルタードというやつで、とても緊張感がありジャズには欠かせません。
bullet13th これも、ジャズぽい感じを出すのに使えます。#9よりはマイルドで明るく、ちょっと抜けたような感じです。
bullet裏コード 上記の#9thと13thは、ルートを裏(増4度:Cに対してF#)返せば、同じ音になります。つまり、C7(13)[BbEA=7:3:13]のコードを押さえたまま、ルートをF#にすると、F7(#9)[BbEA=3:7:#9]になります。不安定な感じを出すのにも使えるし、逆に、わざとルートを裏返すと結構おしゃれな感じになったりもします。インコグニートなどが多用しています。
bulletアッパーストラクチャートライアド 細かく分析すると大変ですが、一番使えるのは、いわゆるフュージョンコードと呼ばれる全音ずらし(F/Gなど)。メジャー感マイナー感が希薄でありながら、sus4の様な不安定さがあります。あとは、II-V-I、たとえばDm7->G7->Cのときに、C/D-->C#/G[裏コード]-->D/Cと、アッパーストラクチャーを半音ずつあげてゆくと、Dm7(9 11)-->G7(b5b9)-->Cadd9(#11 13)と、すばらしくジャズっぽいテンションが、スムーズにできあがります。
 
bullet

オルガンの奏法

bulletグリッサンド オルガンに欠かせないのが派手なグリッサンド。基本はめいっぱい手を広げてできる限り多くの鍵盤を押さえること、と、かの難波弘之氏が言っていた、と聞きました。
bulletロングトーン ルート、5thもしくは7thあたりを高めの音域でがーっとのばしながら、下に向かってテンションを重ねていったり、あるいはその下でテロテロひいたりすると、いかにもオルガンぽくってかっこいいです。
bullet4度フレーズ CFBb/DGC/EADなど、4度フレーズを全音/半音ずらしながら弾いていくのは、ちょっとプログレっぽくなりますが、オルガンで栄えるかっこいいアウトフレーズです。
bulletロータリーエフェクト やっぱり、オルガンはこれ、ロータリーエフェクトのFAST/SLOWの切り替えのタイミングでぐっとかっこよくなります。とくにロングローンの途中で使うと効果的。まあ、本物のレスリーがあれば最高なんですけど。
bulletエクスプレッションペダル 実は、オルガンの奏法に関してなにより重要なのが、エクスプレッションペダルによる強弱のコントロール。バラードなどのロングトーンではもちろん、パーカッシブなバッキングやグリッサンドなどでもこまめに強弱を付けてやると、表情の豊かさが全然変わります。
 
bullet

クラビネットの奏法

bullet超スタッカート 音程が聞き取れないほどの超短いスタッカートで16分音符の切れ目を埋めてやると、クラビ独特のあのリズミックな感じが出ます。ただし、きっちりのばすべきところはのばして、対比を付けるのが大切。
bullet左手 これまたのばすところと切るところの対比を付けながら、ルート、ルートのオクターブ上、5th、7thあたりを、行ったり来たりします。
bulletワウ オートワウでもいいし、自分でワウを踏んでも良いし、とにかく、クラビにワウを掛けて演奏する気持ちよさを知ってしまうと後には戻れません。ワウを踏む場合は基本的に4分で踏むだけでかなりかっこよくなると思います。
 
bullet

ピアニカの奏法

bulletチューニング ピアニカをバンド等で使おうとすると、どうしても強く吹く必要があり、音程が下がってしまってかなり気持ち悪いことになります。プロのピアニカ奏者は自分で中の金属板を削ってチューニングするらしいですが、そこまでするわけには行かないので、我慢して気持ち悪いままやるか、バンド全体にすこしチューニングを下げてもらうか、使うのをあきらめるか、です。僕は仕方がないので気持ち悪いままやっています。
bulletピッチベンド 鍵盤をごく弱く押さえながら、思い切り息を強く吹き込むとピッチが大幅に下がり、ベンドができます。上手く使うのは結構難しいです。世界で唯一のプロピアニカ奏者であるピアニカ前田氏はこのベンドを非常に上手くつかっていて、かっこいいです。
 
bullet

音色

bulletメーカーによる違い 個人的な印象ですが、Roland: 薄い・きれい、KORG: 太い・リバーブ深すぎ、YAMAHA: 無難、ENSONIQ・ALESIS: 立つ・ざらつく、という感じでしょうか。DTMにはRoland、バンドにはKORGかENSONIQ、ALESISなどが良いのではないかと思います。
bulletエフェクト よく使うのが、リバーブ、コーラス、ロータリースピーカーシミュレータ、(オート)ワウ、フェイザー、フランジャーなどですが、基本的にバンドのライブでは、リバーブなどの空間系のエフェクトは、音をもやもやさせるだけなので、かなり押さえるか、場合によっては切っておいた方が良いと思います。とくにKORGの内蔵音色はリバーブがきついので要注意です。
bullet質感を出すには とくにローズ系のエレピやオルガンなど70年代風の質感を出したい場合、外部にギター用のマルチエフェクターをつなぎ、アンプシミュレーターなどで軽く音をひずませ、EQで少しハイを切ってやると、かなりそれっぽい音になります。ただし、ギター用のエフェクターをかます場合、鍵盤のボリュームを絞り気味にしないと音が割れてしまうので注意。
 

ホーム バンド ライブスケジュール キーボードの小技集 アジア旅行記 リンク集