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前日の夜更かしがたたってかなりゆっくり目の起床。朝飯抜き。とりあえず、市内を見ようと、前門から天安門広場のあたりに行って見る。毛沢東記念館に入ろうとするが、惜しくもつい今しがたで午前の部は終わったと言われ、仕方が無いので天安門に登ることにする。かなりセキュリティに気を使っているらしく、かばんとかは預けなければならず、預けるのにも金を取られる。かばんを預けた後も、金属探知機でセキュリティチェックを受け、ようやく門に上る。ライターが持ちこみ禁止らしく、みんな入り口にある箱の中に入れて入場、出てきたら勝手に自分のを持って帰るシステムらしい。でもジッポーのいいやつとか持ってたら他の人に取られるわな…。へんなの。っていうかそれでいいのか?

ひとまず天安門広場を一望、いやー、広い広い。人民大会?の時はここが人で埋まると言うのだから、すごい話である。その足で故宮博物院へ。これまたとにかく広い。あるいてもあるいても豪華絢爛の建造物が続く。昔の帝はこんな広いところに住んでいて、移動するのが大変だっただろう。そう言えばラストエンペラーの溥儀はここを自転車で走るのが好きだったらしい。まあ、自転車でもないと動けんわな。広すぎて。

ようやく故宮を通りぬけ、景山公園へ行く。ここからの眺めは格別と聞いていたので、頑張って階段を上り、小高い山の頂上へ。故宮の方を見下ろすと、聞きしに勝る風景、全部で9999と半分の部屋があるという故宮の半端じゃない規模の大きさ、金色に輝く屋根がシンメトリーに連なる様は実に美しい。ほんまに、こんなんよく作ったなあ。

その反対側、鼓同のあたりの景色もなかなか。北京らしからず生活の匂いがぷんぷんする。面白そうなのでそのあたりに行ってみようということになる。

とりあえず公園を抜け遅めの昼食。何を言ってるのか半分ぐらいしか解からないが、どこかの少数民族と思われていたらしく、日本から来たというとびっくりされる。とにかくこの数日間、脂っこいものが多かったので、あっさりしたものをくれ、と言うと、麻婆豆腐を勧められる。え?あっさり?と思いながらも、四川名物でおいしいよ、お口ヒーヒーだけど、がっはっは、としきりに言うので頼んでみる。さらに、しいたけと野菜(ちんげんさいみたい)のあんかけみたいなものと、卵とキュウリのスープを頼んだ。料理が運ばれる。やっぱり麻婆豆腐は油ギトギト。恐る恐る食べるが、ん!おいしい!。全然油っぽくなく、辛さもほどほど、ご飯がすすむわすすむわ。しいたけのあんかけも実にあっさりとしていて食べやすく、卵キュウリスープも絶妙な塩加減でいくらでもイケる。これで一人150円であるから、涙が出る。

てくてく歩いて鼓同方面へ。このあたりは昔の町並みがそのまま残っており、レンガと土でできた家が細い路地に沿ってひしめいている。まるでタイムトリップしたかのようである。方角さえ間違えなければ迷うことはないはずなので、ちょっと裏道のような所に入り込んでみる。うーん、ディープだ。

てくてく行くうちに、大通りにあたる。ここから北海公園に入る。ヒマな老人がいっぱいいて、トランプやまあじゃんをしてる。水は汚い。鳥の声を愛でている人(中国の金持ちの老人にとっての楽しみの1つらしい)もいる。

公園を抜けたあと、鼓楼・鐘楼方面に向かう。やはりこのあたりは下町の雰囲気ぷんぷんである。鼓楼・鐘楼自体は、まぁ、ふう〜ん、ってかんじ。それよりその付近から安定門に至る街が、活気にあふれて面白い。同じジャージを着た学生らしいのがいたり、自分で名医とか書いてる病院とか、地元民の生活が感じられる。

ひたすら歩いて、ようやく安定門付近に到着。ところが、肝心の地下鉄駅が見当たらない。しょうがなく、通りすがりのおばちゃんに聞くと親切に教えてくれた。中国の人は困っている人に対してすごくやさしい。

地下鉄は、本には2元って書いてあったのに、実際は3元。値上げしたのか。でも雰囲気とかきれいさは日本のそれとさほど違いはない。しばらくすると、北京駅に到着。長城に向かうバス停を確認し、ホテル付近の市場へ。ちょっと雨がぱらついてきた。明日までにはやんでほしいなぁ。

市場はかなり広く、活気があふれている。品数も非常に多い。歩き回りながら中国菓子、ヨーグルト、炒った種、飲み物などを仕入れ、ホテルに戻る。やはりめっちゃ歩き回ったせいかつかれていたようで、1時間ほどの休憩のつもりが3時間近くもぐーぐー寝てしまう。

そろそろ腹減ってきた、という頃合を見計らい、名物羊のしゃぶしゃぶに挑戦するため、出発。最初北京に来たときにガイドさんがおいしいよって言ってた店にはいる。なぜか入り口で看板かなんかの製作をしてる。わけわからん。さすが中国。ちょっと不安になる。

例によって店員に中国語でたたみかけられ、わけわからないが、ちょうど隣のテーブルでしゃぶしゃぶ(火鍋とよばれている)を食べていた人たちがいたので、それと同じモノ、と言って注文。どうやら鍋セットプラスαというシステムらしい。ここで羊肉、血豆腐、冬瓜、レタスなどを注文、鍋がセットされる。店員はいい人らだ。鍋は2つに仕切られていて、各々白いあっさりしたスープ、真っ赤な強烈に辛いスープである。どっちもめちゃくちゃいろんなもんが入っており、複雑なダシが出てそう。ヘンな木の枝みたいなわけわからんものまで入ってる。タレはごまだれとにんにく油。

おそるおそる食べてみる。おほぉ、めっちゃうまいっす。次々に出されるレタス、肉、血豆腐、春雨、緑豆の麺、春菊みたいなの(でもクセは全く無い)、豆腐をひたすら食いまくる。恐れていた羊肉も、ぜんぜんクセがなく、むしろ牛より柔らかくいくらでも食べられる。気がつくと店のおねえさんはテレビのアクションドラマに夢中で、戦闘シーンになるとしきりにテレビに向かってなんか叫んでる。非常に面白い光景。もう、僕らのことなどそっちのけで、鍋のダシも蒸発してもうちょっとっで焦げるとこまでいった。最後に緑豆でできた麺が出てきてうどんのようにして食べる。おいしい。畳み掛けるように白飯が出てきて雑炊のようにしろ、といわれるが、もうはいんねーよ。お腹いっぱい過ぎ。ということで大満足でホテルにもどる。しかし、これだけ食べて二人で60元。一人400円以下。やっすいなぁ。こっちにしては豪華な夕食なんだろうけど。でも、これ、本当においしいから、渋谷・池袋あたりで、食べ放題にしてビジネスすれば絶対いけると思う。モーモー市場とか敵にならないよ。

ホテルの売店をのぞくと、西安東方ツアーのヤクザおじさんがくれたタバコが40元とかで売っている。そのバカ高さにびっくり。と同時に、おっさんがいかに金持ちだったかをはっきりと認識した。あの金の腕時計も本物だったに違いない。

明日はいわえんを目指す。

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